情報処理9月号はセンシングネットワークの特集.日本でユビキタスコンピューティングの研究活動が活発化してから約10年,やっとそのセンシング部分が普及してきた感がある(コンピューティング本体とアクチュエータはまだまだこれから).なお,本特集はユビキタスコンピューティングに限定されたものではなく,データの処理,プライバシー保護,さらにはWebからの情報発掘など,広い話題を扱っている.
9月号で目ぼしいのは世界を舞台にした(世界一の)研究活動の話題がいくつか掲載されていること.ひとつは「ロボカップ」の連載開始.ロボカップは日本が始めた世界標準問題.順調に規模が拡大している.ふたつ目つは「離散対数問題解読世界記録更新への道」.さらに,"I"見聞録「AAMAS-2010」ではAutomated Negotiation Agents Competitionでの日本チーム優勝,IFAAMAS Influential Paper Award (今読んで,誤植に気付きました)を日本の論文が受賞したことが記されている.(他にも見落としがあったらゴメンナサイ)
0 件のコメント:
コメントを投稿